キングダム-見えざる敵-
例のキングダム、観ました。
あの9.11のテロに関連した映画ですが、壮絶なカーアクション、激しい銃撃戦と、毎回お馴染みのアメリカ映画のパターン、それにあれだけドンパチやって敵はさんざんやられてるのに味方は一発も当たらない、これもまたいつものパターン。
またコレかよ・・・って途中まではちょっと冷めた目で観てましたが、最後の衝撃的なあの一言。これは考えさせられましたねぇ。正直、日本がその当事国でないのに少し安心しました。
また一方で、アメリカって国は第二次大戦勝利の勢いで、その後いろんな国の内紛に軍事介入してきましたが、今そのツケが回ってきたのでないかとの考えもあります。特に日本人にとっては、原爆使用を未だに「戦争を終結させるため仕方が無かった」と言う理由で正当化しようとしている国ですから、感情的にもそう思ってしまいがちなところがあります。
しかしそういったアメリカの軍事介入のお蔭で日本はいろんな意味で利を得られたわけですから、一方的に非難するのも考え物かなとも思います。テロに関しても、アメリカが直接の標的になってくれるお蔭で、日本はとりあえず多少はその危険性から逃れられていると言うこともあります。
ここまで考えてしまうと、日頃あまり関心がなかったのですが、今問題視されているテロ対策支援法なんかけっこう気になり、その関連のニュースとかけっこうマジに見てしまいそうです。
と言うわけで、ワンパターンな中にもいろいろ考えさせられる映画でした。
2007-10-14 10:26
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